Written by: tomi on 2010/07/29 @ 02:20
MicrosoftSQLServerとMicrosoftInfoPathで,データベースシステムの「個別の指導計画」を開発するために,SQLServerにテーブルを作る |
1.SQLServerManagementStudioでSQLServerに接続する
2.個別の指導計画用のデータベースを作る
新しいデータベースの作成画面で「データベース名」を「個別の指導計画」としてOKをクリック
「データベース」に「個別の指導計画」データベースができた状態
3.テーブルを作る
[個別の指導計画]データベースの[テーブル]を右クリック 「新しいテーブル」
3-1.<基本T>の設定
列名:ID データ型:nchar(10) NULLを許容のチェックをOFF
※「データ型」の「nchar」は文字が値となる。IDには生徒番号を使用することを想定している。
※「NULLを許容」はデータが空白でもよいかと聞かれているが,ここでは必ずデータが入っていなければならないので,OFFとしている。
右クリック→「主キーの設定」を選択
※「主キー」・・・データベースの中からレコード(データのセット)を識別するための情報。主キーに設定したフィールドは必ず何らかの値がなければならない。そのため,「NULLを許容」のチェックをOFFにしている。
「名前」「更新者」のフィールドを入力。
「規定値またはバインド」の数値を10から50に変更
※長い名前の児童生徒がいる可能性もあるため,「規定値またはバインド」の数値を10から50に変更にして,入力できる文字数を増やした。
「更新日時」のデータ型は「datetime」を選択
「datetime」のデータ型は,日付と時刻のデータを入力することができる。
[個別の指導計画]データベースに<dbo.基本T>テーブルができた状態
3-2.<年度T>テーブルの設定
主キーに設定し,列名:TID データ型:int NULLを許容:OFF
※「データ型」の「int」は整数の値 「NULLを許容」は主キーのためOFF。
「列のプロパティ」の「IDENTITIYの指定」で「(IDである)」を「はい」に切り替える
「IDの増分」は「1」のまま
※TIDには,データが入力されるたびに自動で連番の番号を付けるようにしている。
「ID」「年度」「更新者」「更新日時」の各フィールドを入力
※「ID」「更新者」「更新日時」は<基本T>テーブルと同じにすること。 ただし「ID」には主キーの設定はしない。
3-3.<学期T>テーブルの設定
<年度T>とほぼ同様にフィールドを設定し,<学期T>を作る。<年度T>との違いは「学期」フィールドの有無である。
※<学期T>の「年度」フィールドには,<年度T>の「年度」フィールドの値が自動で入力されるよう,後程設定する。二つテーブルの「年度」フィールドは連動し,その後作成する各テーブルの「年度」「学期」フィールドは<年度T><学期T>の各フィールドが連動する。
※ <年度T><学期T>の「ID」フィールドには,<基本T>の「ID」フィールドの値が自動で入力されるよう,後程設定する。その後作成する各テーブルの「年度」フィールドも連動する。
3-4.<所属T>テーブルの設定
<年度T>とほぼ同様の設定とし,「学部」と「学年」のフィールドを挿入して<所属T>を作る。
3-5.<作成者T>テーブルの設定
<所属T>とほぼ同様の設定だが,「作成日」のデータ型を「datetime」として<作成者T>を作る。
3-6.<目標T><特活T><総合所見T>の設定
<学期T>とほぼ同様だが,「目標」フィールドの「長さ」を「255」に変更して<目標T>を作成
<目標T>と同様の設定として「記録」フィールドを作り,<特活T>を作る
<目標T>と同様の設定として「所見」フィールドを作り,<総合所見T>を作る
3-7.各教科のテーブルの設定
<総合所見T>と同様の設定だが,「目標」「学習内容」「評価」のフィールドを作り,「長さ」を「255」とする。
<国語T><算数T><生単T><日生T><音楽T><図工T><体育T><自立T>を同じフィールドの設定にして,各テーブルを作る。