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特別支援教育・情報教育・チャレランのMix!

Written by: on 2010/07/29 @ 00:57

MicrosoftSQLServerとMicrosoftInfoPathで,データベースシステムの「個別の指導計画」を開発するための仕様を考える

1.「個別の指導計画」の書式を決める

どのような項目が必要なのかを検討し,紙ベースでレイアウトとデザインを作る。

書式の例
image

2.必要なテーブルを決める

項目に対応するテーブル(データベース上でのデータの一覧)をリストアップする。

指導計画の書式上の項目

テーブル名

フィールド(テーブルの項目)

平成 年度

年度T

TID ID 年度 更新者 更新日時

学期

学期T

TID ID 学期 年度 更新者 更新日時

名前

基本T

ID 名前 更新者 更新日時

学部 学年

所属T

TID ID 学部 学年 年度 更新者 更新日時

作成者 作成日

作成者T

TID ID 作成者 作成日 年度 更新者 更新日時

今年度の目標

目標T

TID ID 目標 年度 更新者 更新日時

国語

国語T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

算数

算数T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

生活単元学習

生単T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

日常生活の指導

日生T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

音楽

音楽T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

図画工作

図工T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

体育

体育T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

自立活動 自立T

TID ID 目標 学習内容 評価 年度 学期 更新者 更新日時

特別活動の記録

特活T

TID ID 記録 年度 学期 更新者 更新日時

総合所見

総合所見T

TID ID 所見 年度 学期 更新者 更新日時

3.テーブル間のデータがどのように連動するかを決める

基本TのIDフィールドの値は,各テーブルのIDフィールドと連動しデータの入力時に自動で入力されるデータの入力時に自動で入力されるただし入力フォームには表示しない

年度Tの年度フィールドの値は,各テーブルの年度フィールドと連動しデータの入力時に自動で入力される ただし入力フォームには表示しない

学期Tの学期フィールドの値は,各テーブルの学期フィールドと連動しデータの入力時に自動で入力される ただし入力フォームには表示しない

各テーブルの更新者フィールド更新日時フィールドは,データの入力時に自動で入力される ただし入力フォームには表示しない

4.各テーブルにはどのようにデータが入力されるかを考えておく

基本Tは,年度にかかわらず1回だけしか入力する必要はない

年度Tとは,年度が新しくなるたびに1度,登録者全員分のデータを作らなければならない

学期Tは,年度が新しくなるたびに,登録者全員分のデータを学期ごとに作らなければならない

目標Tは,年度のはじめに1回入力するが,複数の目標を入力することがある

目標Tは,1年間を通して表示され,学期ごとに入力する必要はない

目標T年度ごとにデータが切り替わる必要がある

各教科・領域のテーブル,特活T,総合所見Tは,一つの学期で複数行入力することがある

各教科・領域のテーブル,特活T,総合所見Tは,年度と学期ごとにデータが切り替わる必要がある

すべてのテーブルには,入力・変更した日時と入力者のデータが自動で入り,いつだれが編集を行ったかがわかるようにする

Catogories: SQLServerとInfoPath

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