Written by: tomi on 2011/02/12 @ 23:13
MicrosoftSQLServerとMicrosoftInfoPathで,データベースシステムの「個別の指導計画」を開発するために,InfoPath上でSQLServerに作ったテーブルのフィールドの一部を自動で入力されるように設定する。 |
1.入力の手間を省くための自動入力
リレーションシップにより,基本Tで入力したIDと同じ値が,各テーブルのIDフィールドに入力されるようになった。しかし,「更新者」「更新日時」「年度」「学期」などのフィールドは,「個別の指導計画」の画面には表示させないが,いつだれが入力したか,何年度のどの楽器のデータなのかという記録のために必要である。だが,毎回入力する手間にはかかる。そのため,データ入力がされると自動的に値が入力されるようにしておくと便利である。
2.テーブル一覧を作っておく
動作確認ができるように,SQLserverから使うテーブルを一覧にしておくとよい。そのビューを別途作っておく。
3.「更新者」「更新日時」の自動入力設定
3-1.「更新者」の設定
「所属T」の繰り返しテーブルで右クリック→「繰り返しテーブルのプロパティ」
「動作」ウィンドウが開く 「フィールドの値を設定する」を選択
「数式の挿入」ウィンドウが開く 「フィールドまたはグループの挿入」をクリック
3-2.「更新日時」の設定
「関数の挿入」ウィンドウが開く 「分類」から「日付/時刻」を選び,「関数」から「now」を選択して→OK この設定で,入力した日時が「更新日時」フィールドに自動で入力されるようになる
「目標T」以降のすべての繰り返しテーブルに同様に設定する
4.「学期」「年度」の自動入力設定
4-1.「年度」の設定
「国語T」の繰り返しフィールドで右クリック→「繰り返しテーブルのプロパティ」
4-2.「学期」の設定
「名前」を「学期入力」と書き直して,「動作の追加」をクリック
4-3.動作確認
平成22年度 前期 中学部 2年 潮田こうじ でクエリを実行してみる
自動的に「年度」はクエリで選択した「平成22年度」 「学期」は「前期」が入力されていて,「更新者」は「作成者」の「渡辺」 「更新日時」は操作した日時 がぞれぞれ自動で入力されている
平成23年度 後期 中学部 3年 潮田こうじ でクエリを実行
自動的に「年度」はクエリで選択した「平成23年度」 「学期」は「後期」が入力されていて,「更新者」は「作成者」の「大島」 「更新日時」は操作した日時 がぞれぞれ自動で入力されている